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糸巻き(いとまき)
文字通り糸を巻いて、音の高さを調節する。木製、アクリル製などもある。写真はオーソドックスな象牙。
象牙は、以前だと3本で2〜3万円くらいだが、いまでは材料がなく15万円でも買えるか買えないか。ますます貴重となっている。 |
(写真の上にカーソルを合わせてみてください。) |
天神(てんじん)
三味線の一番上。音が響く。木目が横方向に(写真に向かって)入っているので、欠けやすいので、大事に扱います。
普段はカバーをして保護している。 |
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さわり
このダイヤルを回して調節すると、さわりがつく。(音が響くようになる)三味線の裏側にある。
調弦が合っていると、他の糸も共鳴する。
さわりのない三味線は、一の糸(一番太い糸)を三味線の棹に押し付けるようにすると、さわりがつく。 |
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駒(こま)
糸を乗せる台のようなもの。
糸の太さに合わせて溝の大きさが違う。高さ、材質などにより、音が変わる。撥のあたり具合も変わる。 |
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音緒(ねお)
組み紐で出来ていて、糸を結ぶためのもの。これは、大きめですが、細棹用の小さめの物のほうがいい音が出る。
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皮(かわ)
津軽用は丈夫な犬皮。(表皮は3万円〜3万5000円。裏は若干安い)
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胴掛け(どうかけ)
天神カバーとお揃でつける人が多い。これは会津塗。
津軽塗方が値段が高く、肌艶も良い。革製や布製もある。 |
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撥(ばち)
材質も大きさも各種ある。値段もさまざま。 |
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調子笛(ちょうしぶえ)
特に三味線用というわけではないですが、三味線は歌い手に合わせて、調子を変えるのと、糸がゆるんだり(気候湿度によっても変わる)音が狂いやすいのでいつも持ち歩く。舞台などの時は、尺八の音に合わせる。 |
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指スリ(ゆびすり)
棹との摩擦解消に左手の人差し指と親指に掛けて使う。既製品も売っているが、鈎針の細編みで編んだ手編みが一番。制作時間一個だいたい30分。古いセーターをほどけば材料費タダ。 |
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糸(いと)
左から、一の糸、二の糸、三の糸。
津軽は細棹より太い。絹製は切れやすく、ナイロン製は丈夫だが棹が傷む。
一の糸は太く硬いので指も痛む(笑)し、1本500円くらいするので、フトコロも痛む。 |